M-1グランプリ2021決勝戦の感想

今更ですがM-1グランプリ2021の感想を述べていきたいと思います。

①モグライダー 美川憲一さんの曲「さそり座の女」をテーマにして漫才で最後まで引っ張りきりましたね。歌ネタだけど歌い出し部分に焦点を当てたネタだったので、しっかりとボケとツッコミの掛け合いが出来ていて好印象でした。トップバッターじゃなければ点数がもっと伸びていたかもしれませんね。

②ランジャタイ 風の強い日に飛んできた猫を飼うかどうかというシュールな漫才でした。独特な世界観を貫き通しましたね。暫定ボックスでの敗退コメントの際にもオール阪神・巨人さんのパネルを使って爪痕を残していました。

③ゆにばーす 決勝に返り咲いただけあって以前のコント漫才から男女コンビにしか出来ないような、しゃべくり漫才へと進化を遂げていました。優勝して川瀬名人の引退は次回大会以降へ持ち越しとなりました。

④ハライチ ラストイヤーのハライチが敗者復活戦を制して決勝へ。普段は淡々とボケている岩井さんが感情を爆発させるというハライチの新境地を見せてくれました。敗退コメントでM1へ感謝を述べていたのには感動しました。ハライチM1お疲れ様でした!

⑤真空ジェシカ 1日市長がテーマの漫才。 「5秒秘書」「駒澤大学のタスキ」などワードチョイスのセンスが絶妙なコンビでした。敗退コメント時にキングオブコントの待機の仕方をしてるなどセンスは漫才中以外でも発揮されていました。

⑥オズワルド 友達の1人が欲しいというシュールな漫才。しゃべくり漫才で東のコンビがここまでしっかり掛け合い盛り上がる所は盛り上がるという東のしゃべくり漫才の新境地を見せつけられたような革命的なネタで堂々の1stステージ1位通過!

⑦ロングコートダディ ワニに転生したいというコント漫才。肉うどんに転生を繰り返し最終的にはワゴンRと最後までワニに擦りもせずに笑いました。途中ラコステで一瞬ワニに擦りかけたのも好きでした。

⑧錦鯉 合コンがテーマの漫才。定番の設定ながらもオジサンというコンビの強みを活かしたジェネレーションギャップのボケが上手くハマりました。紙芝居屋さんが来てたの下りが個人的にツボでした。

⑨インディアンス ハイテンション漫才。過去大会では田渕さんのボケのテンポの良さが先行しすぎてるイメージでしたが今大会ではキムさんのツッコミも追いついていて良いバランスだったように感じます。

⑩もも 〇〇顔系漫才。「〇〇顔やろ」とお互い弄り合うのですがボケとツッコミが入れ替わるというシステムはM1では笑い飯を彷彿とさせるので衝撃を受けました。若いコンビなので将来に期待です!

最終決戦①インディアンス 1本目と同じくテンポの良い漫才を披露し会場を沸かせました。

最終決勝②錦鯉 猿を捕まえるという設定で猿が森に入っていく辺りから流れが変わったように感じました。

最終決戦③オズワルド 割り込みがテーマのしゃべくり漫才 上手いのですが1本目と比べると勢いが落ちたのではと思ってしまいました。

結果は錦鯉の優勝で幕を閉じました。優勝コメントでラストイヤーは56歳と長谷川さんが言っていたのには思わず笑いました。歳を重ねてもM1は関係ないと証明した錦鯉、改めて優勝おめでとうございます!

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